あなたのライフスタイルに芳香療法を
アロマは「芳香」、セラピーは「療法」という意味で「芳香療法」と訳されています。香りと薬効が豊かな植物のエッセンスを取り出した「精油=エッセンシャルオイル」を使って、嗅覚から心に働きかけるアロマセラピー。心地よい芳香の影響は、全身へ指令を出す脳の喜びスイッチを押し、自律神経系やホルモンを通じて全身にも及びます。つまり、芳香が心と身体をつなぎ、そこに癒しが生まれるのです。

人体への作用の仕組み
『鼻から脳へ指令』
精油の香りの成分は鼻から直接脳に伝わり、自律神経系、免疫系、ホルモン分泌系などを司る視床下部に伝達されます。脳に伝達された香りの成分が刺激となり、その時に身体が良いバランスを取るために必要な指令を出すのです。
『肺から全身へ循環』
鼻から吸うことによって肺に入った香り成分は、毛細血管から血液に入り全身を循環します。それぞれの精油の成分が全身に巡り、人間が持つ自然治癒力を高めていくのです。
『皮膚から全身へ循環』
精油の成分は皮膚から浸透し毛細血管から血液に入るという特徴を持っています。100%天然の精油は分子が細かいので皮膚を通過してさらに血管まで入ることができるのです。そして肺と同様、それぞれの精油の成分が全身に巡り、人間が持つ自然治癒力を高めていくのです。
タッチセラピー
エフェクティブタッチのアロマトリートメントは器具を使うことなく、全てハンドによるオイルトリートメントです。セラピストの手がお客様の肌に直接触れ、優しく、そして呼吸に合わせたリズムで行うことによって癒されていくのです。肌と肌が触れ合うことは精神的な安らぎや深いリラクゼーションをもたらします。最新科学では、リラックスホルモンのセロトニンや、ハッピーホルモンのオキシトシンがタッチによって分泌促進されることや、一定のリズムと圧が、副交感神経を優位な状態にしたり、血流やリンパの流れを促進し、各器官の働きをよくすることがわかってきました。五感のひとつである触覚に働きかけるタッチセラピーと嗅覚に働きかける精油の相互作用がココロとカラダの健康に大きな役割を果たしています。
α波で脳を小休止
眠りに入る前のまどろみ状態で現れる脳波がα波で、このα波が出ている状態がリラックスし脳が一番休まる状態と言われています。アロマトリートメントの特徴は鼓動と同じ一定のリズムで行うことで、このまどろみ状態を作り出します。痛くない、優しくソフトタッチのトリートメントはこの状況に導くためのテクニックのひとつなのです。心身への癒しは脳の小休止とも深い関係があるのです。
デトックスアロマ
アロマトリートメントは心地よい香りに包まれ、ココロ(脳)とカラダが一体であることに、ふと気付くことでしょう。冷えやむくみといった体の不調は、もとをたどれば体内の老廃物が適切に排泄されていないことが原因のひとつと考えられます。リンパドレナージュで血流やリンパの滞りを取除き解毒力を取り戻しましょう。
精油=エッセンシャルオイルとは?
精油とは、芳香植物の葉、花、木、果実、種などから抽出した揮発性の高い物質です。天然の精油は植物の生命体が濃縮されており高い薬理作用があると言われています。ですからアロマセラピーで使用する精油は100%天然であり合成されていないということが重要なのです。精油の取れる量は植物の種類によって異なりますが、バラなら1滴を抽出するために約60本必要だと言われています。膨大な天然植物から僅かしか取れないため、精油の価格は約2,000円~10,000円以上と高価なものになっています。
